こんにちは、マルです。
今回はPCゲームでは必須アイテムのゲーミングマウス、その中でも人気の高い「Logicool G PRO Wireless」をレビューしていきたいと思います。
また、G PRO Wirelessは結構高価なものなので購入するに値するか
という疑問にも答えられたらなと思います。
補足としてLogicool G PRO Wirelessは「G-PPD-002WL」という旧型モデルと「G-PPD-002WLr」の新モデルが存在します。スペック的な違いはないものと考えていいと言われています。ただ、ボタン部分は何か修正されているみたいです。
ちなみに僕が購入したのは旧型です。購入時期は2020年の6月だったので新型が発売されることを知っていれば新型を買っていたのにー!!
まぁ、幸いにも変更点はほぼないので安心しましたが。
スペック、特徴
Logicool G PRO Wirelessとは、
ということでまずは
この2つを紹介します。
スペック
まずは、スペックを紹介しますね。
注意として記事を書いている現在はすでに新型モデルが発売されているので新型モデルのスペックを記します。
センサー | HERO |
DPI | 100~16,000 |
重量 | 80g |
大きさ | 高さ125.0mm、幅63.5mm、奥行き40.0mm |
バッテリー | ライティングあり 48時間 ライティングなし 60時間 |
ワイヤレステクノロジー | LIGHTSPEED |
形状 | 左右対称 |
主なスペックはこのようになっています。詳しいスペックは製品ページからどうぞ。
特徴
次に特徴です。
LIGHTSPEEDワイヤレス
LIGHTSPEED技術によって有線さえも上回る通信速度を実現でき、ワイヤレスでもラグがなく使用することができるみたいです。
遅延は無線マウスの1番心配な部分ですが問題なさそうです。
HERO 16Kセンサー
デバイスに搭載されたどのDPI設定でも400IPSもの正確なトラッキングを実現。電源管理システムにより少ない電力消費で高パフォーマンスも実現できます。
これによってポインタが飛ぶ心配もないですし、バッテリー時間も長くしているみたいです。
重さと耐久力
軽さを実現するために、内部構造を見直して設計したり、ラダーフレーム設計という設計を1mmの極薄アウターシェルに適応することで強度と安定感を実現したとのことです。
すごい作りこまれているなと感じます。
外観
次に外観をお見せします。

箱はこんな感じです。

箱を開けるといきなり本体登場です。

内容物は
以上になります。

サイドはこのようになっており一般的なサイドボタンありのマウスと差はないと思います。
ちなみにこちらは物理ボタンが付いていますが、

逆サイドはサイドボタンカバーが付いている状態です。ふくらみがないのがわかると思います。

ボタンとカバーはそれぞれ4つずつ入っているので、サイドボタン全てを物理ボタンにすることも可能ですし、カバーにすることも可能です。

サイドボタンを外すとこのようになります。サイドボタンは磁石でくっついているので、楽にボタンのカスタマイズができて、ほぼ無限に取り付け、取り外し可能です。
磁石なのはめっちゃ便利でした。

裏面は電源ボタンとDPI変更ボタンです。DPIボタンが下にあるのが少々面倒ですが、ソフトウェアでサイドボタンに割り当てできるので改善はできます。

さらにはこの部分にUSBレシーバーを格納することが可能で、USBレシーバー無くし防止になります。

PROの有線との比較です。有線側はすこし小さめのマウスでしたが、ワイヤレスは大きめです。
特に後ろの方は有線は細くなっているのに対し、ワイヤレスは膨らんだままですね。

USBレシーバーは
充電ケーブル→アダプタ→USBレシーバー
の順で取り付け可能です。こうすることによりケーブルの長さ分、マウスにレシーバーを近づけることができます。これで遅延対策を行うことができます。
充電は充電ケーブルをマウスの先端に差し込むだけでOKです。
ちなみにケーブルを差し込めば有線で使うこともできるので、充電を忘れても使うことができます。
バッテリーはライティングありで48時間、ライティングなしで60時間です。
バッテリーはめっちゃ持つので頻繁に充電することはなかったです。
ちなみに充電できるマウスパッドが存在し、そのマウスパッドを使えば常に充電してくれるのでケーブルをつなぐ手間が省けます。
重さはスペック通り80gでした。右の画像はPROの有線タイプです。有線より軽いってすごいですね。
DPIの確認はロゴ上のライトで確認できます。DPIは5つ保存でき、
1→2→3→2→1
というようにライトの光る個数で現在のDPIの確認ができます。
ソフトウェア
PRO Wirelessはソフトウェアを使うことにより自分好みにカスタマイズ可能です。

ソフトウェアを立ち上げるとこのような画面になります。左の矢印の部分でマウスのライティングの設定ができます。

次の矢印の部分ではボタンにどの機能を割り当てるか設定できます。
ちなみに僕の場合は右のサイドボタンにDPIの変更を割り当てています。

またここに載っているソフトウェアでは、ソフトウェア別にボタンの設定を行うことができます。

もちろんPC内に入ってるゲームごとに設定することも可能です。

もともとソフトウェアに認証されていないものも追加できます。僕は試しにパワーディレクターを入れて、サイドボタンで動画のカット、削除ができるようにしました。
使い勝手がいいです。

次の矢印部分はDPIの設定を変更することができます。
DPIは100から16000まで50刻みに設定することができ、5つ設定できます。

ソフトウェアの右上に歯車マークがあり、そこを押すとこのような画面に移ります。この画面ではマウスの設定であったり状態を確認できます。

また、これまでの設定5つをマウス内のオンボードメモリに保存することができます。そのためには画像右下の「オンボードメモリモード」をオンにしないといけないので注意です。
マウス内に設定を保存できるので、他のPCでマウスをつないでも設定が反映されます。
こんな感じでソフトウェアを使えばマウスをカスタマイズでき、さらにはゲームごとに設定を決めらるので便利です。
使ってみて

実際に使ってみました。そこで感じたことを解説しようと思います。
感じたことは
この4つになります。
無線だけど有線と変わらない通信速度
そのままの意味ですが、有線マウスと変わらない感覚で扱えます。マウスを動かしても自分の思ったように画面は動きますし、そこに違和感は一切ありませんでした。
なので無線だからといって遅延を心配することはないと思います。
丁度いいサイズ感
サイズ感は丁度いいです。ゲーミングマウスは普通のマウスより大きめに作られていますが、僕的にはゲーミングマウスのサイズ感がぴったりで、Logicool G PRO Wirelessもぴったりだったので良かったです。
実際に持ってみると手とマウスの接地面が多く、しっかりと掴みこむことができます。
つまみ持ちでもそれぞれの指がマウスをつかみやすい形状になっているので問題なしです。
ただ小指部分は少し物足りなさがあります。これは後で説明します。
大きさがちょうどいいのでマウス自体も動かしやすく、今まで使っていたPROの有線バージョンより確実に扱いやすいです。
疲れないし、操作もしやすい軽さ
そして軽さですね。 PRO Wirelessは80gの重量なので、マウスの重さで腕が疲れるということはほとんどなく、ゲームに集中できます。また、軽いことで手に抵抗を感じずスムーズに動かすことができます。
重さによる慣性も感じないので、右から左、左から右といった切り返しもやりやすいです。
そのため、いざとなったときのフリックショットはかなりやりやすいと思います。
左右対称ゆえのホールド感のなさ
先ほどサイズ感はいいと言いましたが、小指部分は少し物足りなさを感じました。
手のひら、親指側のホールドは問題なしですが、左右対称マウスなので小指側のホールドは少ないです。
本当は小指側に取っ掛かりがあればいいんですが、構造的な問題なのでどうしようもないです。ホールド感で言うとG703の方が勝っていると思いました。
ただ薬指で支えてやれば安定はするので大きな問題ではないですが、気になる方もいそうなので、その場合は左右対称マウスを一度使ってみるのもアリです。
価格の割に合うか

価格の割に合うかは正直微妙ですね。
ワイヤレスでもっと安いマウスもありますし、有線でもいいマウスはたくさんありますからね。
ただ、この軽さは慣れたら戻れないと思いました。使っていれば感覚として慣れてしまいますし、重いマウスに戻したら絶対に疲れを感じてしまうと思います。
実際に僕も使ってみてレビューを書いてますが、この軽さは本当に扱いやすくノンストレスです。
なので手の疲れを感じてしまう人、重量重視の人にはお勧めできます。
ワイヤレス目的だけならPRO Wirelessでなく安いワイヤレスマウスでも十分かと思いました。
ホールド感の説明で話したG703もアリだと思います。
総評
評価
PRO Wireless
ストレスのない軽さ
快適なワイヤレス
丁度良いサイズ感

重さ
握りやすさ
充電
価格
小指のホールド問題は左右対称マウスなのでしょうがないですが、価格以外は満足です。もし他に気になる点があるとすればボタン数でしょうか。
サイドボタンは2つですからね。
僕的にはサイドボタンに不満はなかったので何とも思いませんでした。
ボタン数が気になる方はボタン数多めのマウスを検討されればいいと思います。無理にPRO Wirelessを購入する必要はありませんからね。
そんな感じで今回のレビューは終わろうと思います。
ありがとうございました。
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